2017年を振り返って
2017年を振り返って
最近、弊社ではドラッカー思考を経営や事業に活かすべく、あらゆるところでドラッカーの思考をヒントに議論や意思決定が行われるようになりました。
年末は、社長との個人面談では「実践するドラッカー『思考編』」にある、定期的に検証と反省を行うこととして挙げられた7つの問に関して振り返りもしました。
今後、四半期もしくは半期と定期的に振り返ることも自主的に行おうと思いので、個人的にもブログに留めておきたいと思います。
定期的に検証と反省を行う7つの問
- 優れた仕事は何か
- 一生懸命やったしごとは何か
- 一生懸命やらなかった仕事は何か
- お粗末な仕事や失敗した仕事は何か
- 集中すべき事は何か
- 改善すべき事は何か
- 勉強すべき事は何か
ブログという公開する形になるため、一部あえて簡略化して記載している箇所もあるが、あらかじめご了承いただければ幸いです。
優れた仕事は何か
会社の仮説を基に、制作現場の体系化を行ったこと。
それによって短中期的に希望のある成果も上がり、ある程度の確信を持った組織作りとカイゼンに取り組める土台ができた。
一生懸命やった仕事は何か
制作現場における業務の簡略化と作業単位のマニュアル制作とその運用。
これによってアルバイトやインターン、リモートワークの業務委託者に一部業務を割り当てられるようになり、事業スピードを上げることができた。
一生懸命やらなかった仕事は何か
権限委譲と人材育成。
自身で業務を抱えてしまい、その結果、人材育成や目線を上げた仕事、意思決定をするために取るべき時間を割けなかった。
お粗末な仕事や失敗した仕事は何か
- 組織作りと人材育成。
前述の権限委譲を行わず業務を抱えすぎた結果、有機的な組織作りが行われず、人材育成が疎かになってしまった。それによって無意味な人材流出が起こり、その原因となってしまった。 - 営業
自身の許容量以上の業務を抱えた結果、自身の恣意的な判断による営業活動に傾いてしまい、生産的な予算獲得や営業(交渉や相談等)を行わなかった。それによって事業数字の低下を招いている。
集中すべき事は何か
制作チームの確立と体系化を早く実現すること。
事業目標の月間1億円利益を考えると、まだスタートラインでもない。そのための制作チームの確立と体系化を計画的かつ迅速に行わなければいけない。
初動としては希望のある成果が見えているため、その仮設確度もさらに上げるためにも、PDCAサイクルをより多く、より早く回していくことに集中したい。
改善すべき事は何か
権限委譲と人材育成。
自身がやるべき仕事は何か、それを常に問いながら誰でもできる業務に分解し、また人の強みにフォーカスして権限委譲を行っていきたい。
それがチーム作りと人材育成に繋がると思う。
勉強すべき事は何か
制作現場の理解と体系化に関するもの。
制作現場では利用するツールがCMS、Google Apps etc.とある程度固まっているため、それぞれのツールの特性や機能について深く理解し、体系化に活かすことを行う。具体的には制作ディレクション業務、Google App Scriptの活用(Jsの理解)、各種APIの活用などである。
2017年は本当にあっという間だったが、特に後半は変化が多い、まさにマインド変革期の年だったと思う。2018年はマインドの変革を経た個人、法人として勝負の年となるので、気を引き締めて仕事を楽しんでいきたいと思います。
2018年の抱負については、また改めてブログにまとめたいと思います。